電流の AC/DC とは
電流には、交流 (AC) と直流(DC) の2種類ある。家庭用のコンセントから来ているのは交流。乾電池やバッテリーなどは直流が来る。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%A4%E6%B5%81
家庭用のコンセントから来る交流電流は sin カーブのような波形になっている。時間と共に大きさは変化している。目には見えない事が多いが蛍光灯をスローで撮影すると強弱を繰り返しているのが分かる。この時の周波数が東京だと50Hzで関西だと60Hzで異なっている。
https://hegtel.com/sinwave.html
そもそもAC アダプターって何?
前提として、電子機器は直流(DC)を入力として使用するものが多い。そのため、多くの場合はACアダプターを使用して家庭のコンセントから来る AC を DC へと変換している。
電圧と電流
スマホの電源アダプター(ACアダプター)には Input 100v - 240v と書かれているが、これは 入力として 100-240v の国で使えますよ、という事を表している。
日本は 100v アメリカは110-120v、世界的に見れば 200v 前後の国が多い。そのため 100v - 240v という表記の充電器があれば、殆ど世界中の国で使用できるみたい。
電圧(単位:ボルト)
電圧は、電気が流れる速さ。電気が押し出される力の量を表している。
電流(単位:アンペア)
電流は電気が流れる量。よく川の幅のようなものだと例えられる。
電力
電力 = 電圧 x 電流
スマホ充電器は、安いものだと 5v 1A が多い。これだと5w。
急速充電
iPhone の急速充電だと 9V/2.2A で動作する「Apple 20W USB-C 電源アダプタ」というのが存在している。
iPhone用電源アダプタ - Apple サポート (日本)
複数の Output を持つ AC アダプター
AC アダプターの中には Output が複数存在するものがある。これは電圧と電流を自動で調整する仕組みが内蔵されているため可変になっている。