マザーボードにはチップセットという電子回路が取り付けられている。チップセットは、CPUやメモリー、ストレージ、外部デバイスなどのコンピュータコンポーネント間の通信を調整する。
昔はノースブリッジとサウスブリッジという2つに分かれていたが、今はノースブリッジの機能は CPU に集約されて、サウスブリッジだけがマザーボード上に残っている。
ノースブリッジ
CPUやメモリー、GPUなどの高速デバイスとの通信を処理する。
サウスブリッジ
低速なデバイス接続を管理する。主に USBポート、SATA、オーディオインターフェースなど。
当然ながら、PS5 にもチップセット(サウスブリッジ)に相当するチップがマザーボードに搭載されている。
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Intel や AMD などは自社の CPU に合わせる形でチップセットも同時に開発している。CPU とチップセットの両方を開発、最適化することで、PC のパフォーマンスを向上させている。
基本的には Intel の CPU を搭載しているマザーボードには、Intel のチップセットが載っているし、AMD の場合も同じで AMD のチップセットが載っている。